なかなか調子の上がらない
片渕アルビの後を継いで
シーズン途中
10試合目から指揮。
アルビレックス
シンガポールでは
十分な実績を残し
クラブからの
厚い信頼を得ていましたが、
結果は付いてきませんでした。
ここまで
守備に重きを置いていた
チームから攻撃に
重心を移動。
リーグでも
トップクラスの
得点力を誇る
チームに変容させました。
シーズン終盤に近づくにつれ
安定した強さを
発揮。
惜しまれながらの
退任となりました。
穏やかな語り口の中にも
厳しさを感じる監督でも
ありました。
ぶっきらぼうな印象ながら
ときおり見せる
笑顔が人気を呼びました。
2017年~2018年の
アルビレックスシンガポールで
達成した
2シーズンに渡る全冠制覇は
今後、伝説となることでしょう。
最終節、
退団が決まっていた
ここまで出番のなかった
キーパー野澤を
ロスタイムで出場させる
温情派でもありました。