2012年、不振にあえぐ黒崎アルビの後を継ぎ
シーズン途中から就任した実績十分の新監督。
シーズン途中から指揮を任せ、チームの立ち直りを図るには
最適な監督ではなかったのではないでしょうか。
なんとアルビは、J1で指揮をした経験をもった監督は
この柳下監督が始めてでした。(J1へ昇格してから)
それまで、堅守即効が特徴だったアルビに
ボールを保持しながら攻撃をするスタイルを植え付けました。
極端に守備的にならないスタイルは
プロの解説者等からは高い評価を得たものの
マンツーマンを主とする守備では
簡単に失点を重ねてしまうという弱点も露呈しました。
選手には戦う姿勢を強く求め
会見では選手を批判することもしばしば。
敗戦を選手のせいにする監督も少ない中
賛否はわかれました。
ただ、きびしい監督のイメージはつきました。
就任2年目の2013年が好調で
サポの期待も高かっただけに
最後の年のリーグ戦15位というのは
期待を裏切る結果となってしまいました。
それでも2015年のナビスコ杯でベスト4に入るという
クラブの歴史を塗り替えたことは
評価できると思います。
審判に対しても堂々と批判ができる
稀有な監督でもありました。
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